サイコドラマ(Psychodrama)

SVW(シナジェティック•ボイスワーク)のセッションの中では、サイコドラマという手法を音楽と融合させて使っています。

生の音楽とサイコドラマを融合させているのは私を含め世界で二人だけと言われています。( 日本心理劇学会常任理事 静岡大学教授 磯田先生談)


サイコドラマは精神科医モレノが20世紀初頭に開発した、即興的演劇を精神療法に応用したものです。

主役の話す内容を、主役だけでなく、参加者が協力し、様々な役などを演じながら、心のストーリーを体験し、分ち合って行きます。


もともとは、集団心理療法というカテゴリーで行われていましたが、現在はもっと幅広く、地域やグループ
組織の繋がりを深めたりするリクレーション的な側面や、教育的なはたらきも注目され広がってきています。


体験するととても不思議なのですが、素人同士が演技しているのに、心の中ではとてもリアルな感情や感覚を体験する事ができます。


レギュラーセッションでは、楽しかったことや懐かしいこと、思い出すと力づけられることなど、エンパワーをテーマにサイコドラマのセッションを行います。


メインセッションやワンデーのセッションでは、その人の人生に大きく影響している未完了の記憶やトラウマなどを扱い、より深いセッションになっています。

サイコドラマは日本心理劇学会理事長であったルーテル学院大学大学院教授で精神科医の増野肇先生、現理事長の明治大学教授高良先生のもと8年以上の研鑽を積んでいます。